2010/10/06
10/7に発表された10/16付けの最新全米シングル・チャートで、FOXの人気TVドラマ『GLEE』のキャストによるナンバーが6曲同時にニュー・エントリーを果たし、チャートの統計を取り始めた52年の歴史で、グループとしてはTHE BEATLESを抜いて同チャートに最も多くの楽曲を送り込んだことがわかった。
ドラマ『GLEE』は、先週9/28にBRITNEY SPEARS特集のエピソードを放送し、そこでパフォーマンスされた5曲に加え、PARAMOREのカバー「THE ONLY EXCEPTION」の計6曲が最新チャートにエントリーを果たした。これにより、シングル・チャートにおけるグループとしての最多エントリー記録だったTHE BEATLESの71曲をあっさりと更新し、同番組からは計75曲がシングル・チャートに送り込まれた。
今週エントリーした6曲のうち最も成績が良かったのは、今週の初登場シングルの中で最も高いポジションとなる16位にランク・インしたSPEARSのカバー「TOXIC」で、すでにリリース1週目で109,000件のデジタル・セールスを記録している。
BILLBOARDのDIGITAL SONGS CHARTでも9位に初登場を果たし、GLEEキャストによる6曲のニュー・エントリー曲のデジタル・セールスは、累計で406,000件にものぼっている。
一方ソロ・シンガーとしては、ELVIS RESLEYの108曲がこれまでの最多記録で、2位はJAMES BROWNの91曲、3位はRAY CHARLESの74曲、4位はARETHA FRANKLINの73曲と続いている。またソロとグループを合わせた形では、GLEEキャストがBROWNに続いて3位に入り、THE BEATLESがFRANKLINに次いで6位というランクになる。
GLEEキャストは、番組のパイロット版で放送されたJOURNEYの「DON'T STOP BELIEVIN'」のカバーを全米シングル・チャートの4位に送り込む大ヒットに導き、累計で992,000件のデジタル・セールスを稼ぎ出した。そして、その後も放送を重ねるごとにヒット曲を次々と送り出し、これまでにリリースした曲の累計デジタル・セールスは1,150万件にものぼっている。
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